三十両

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【文学フリマ】イベント告知
ども。
5月11日(日)に秋葉原で『文学フリマ』という文学オンリーの同人誌即売会に出展します。
サークル名(個人)は三十両です。サトウリョウの同音異義語ですね。単純。

ここ2~3週間、その準備にかかりきりです。
一人でやってることなので、作品を書くのは当然として、商品形態を考えるのも、印刷するのもPOPの様な販促物を作るのも、全部自分でやらないといけないわけです。
面倒くせぇなぁ、と思いきや、やってみるとこれが結構楽しい。
案外、小説書いてるときよりも楽しいかもしれない。
自分をプロデュースする作業って、夢広がりまくりんぐで楽しいですもんね。
就職活動でOB訪問とかしてるときと感覚が似てます。

イベントの告知をしてますが、別に僕の出展スペースに遊びにきてほしいわけじゃなくて(むしろ知り合いに見られるのは恥ずかしい)、イベント自体が結構面白いと思うので、よかったら見てみてください。

文学フリマは以下のような方にオススメです。

・即売会というものを経験したことがない
  → 文学フリマは中規模な即売会の一つです

・でも昨今のオタクブームの影響で興味があることはある
  → おお、話が早い!そんなあなたこそ、ウェルカムですよ!

・いや、でもなぁ、どうせ行ってもキモデブオタクと腐女子ばっかりで汗臭いんだろうなぁ
  → 石を投げて、キモデブ&腐女子にあたる確率は、外の世界とほとんど一緒です

・つか、そういうとこに行くことで、人からオタクに見られるのって嫌じゃね?
  → 「文学」という高尚な言葉の響きだけで、なんとなく『オタクっぽさ』が回避できます

・素人の書いた作品になんて金出したくねぇよ
  → 素人が書いただけあって、百円以下の廉価な作品や無料配布物が多いです。
    ときに、プロ級の作品にも出会えます。
    っていうかプロも出展してることがあります。


まぁ、そんな感じです。
たまたま近くによることがあれば、覗いてみると新鮮な体験ができるかもしれません。

詳細はこちらのURLで http://bunfree.net/
息抜きと書いてマンガと読めば夏
ようこそ、ムーンサイドへ。
ようこそ、ムよーんムサイこドムそムーンサンサンようサイこドそドムーよドんさイド・・・
ハロー、みなさん。
猛暑の中、程よく脳みそはとろけてますか?

最近マンガ買いすぎor読みすぎること山の如し。
面白い作品ばっかりなんで、書評書きたいんだけど、時間が足りません。
なので、特に面白かったものだけリストアップ&一言コメントしておきます。
時間あればアマゾンあたりで調べてみてください。


■サナギさん(施川ユウキ)
ほのぼの言葉遊び系ギャグ漫画。数少ない、頭を使うギャグ漫画。フユちゃんがかわいすぎる。

■ハチワンダイバー(柴田ヨクサル)
ハイテンション将棋マンガ。「おまえが勝てばオレの全財産はおまえのものだ。オレが勝てば、そよちゃんのおっぱいを揉む!」

■水惑星年代記、続・水惑星年代記、環・水惑星年代記(大石まさる)
和み系SF短編集。各話に張られた伏線や恋愛模様にニヤニヤがとまらない。

■遅咲きじじい(小林よしのり)
キャラの立て方が極端なくせに、本当にどっかにいそう。じじいも、孫も、ひねくれすぎ!

■冒険少年(あだち充)
あだち充御大は本当にオールラウンダーすぎる。青年ものでも、少年ものでも描けるのは、人間描写がうまいから。絵柄もギャグも20年前から変わらないからほっとする。

■預言者ピッピ(地下沢中也)
何でこんなに面白いのに、まったく注目されてないんだ、このマンガは!?未来を完全に予知してしまうロボット『ピッピ』を主人公にすえたホラー混じりの未来SF。

■天使のフライパン(小川悦司)
中華一番の人が書いた料理マンガといえば全てが伝わる。

■RANGEMAN(モリタイシ)
変身ヒーローもの+ラブコメ+モリタイシ節!
「帯をギュっとね」の河合克敏の正当後継者だけあって、何気ない、あるある描写が笑える&キュンとくる。

■未来日記(えすのサカエ)
いわゆる一つのヤンデレ系。未来をよめる予知能力者同士の能力バトル漫画。

■拝み屋横丁顛末記(宮本福助)
ハチクロの男性誌版という感じ。三人組のじいさんがいいキャラしすぎ。

■嘘喰い(迫稔雄)
カイジ系のギャンブル漫画かと思いきや、知略バトル漫画でした。怖いです。面白いです。

■MOONLIGHT MILE(太田垣康男)
月開発をめぐる人間ドラマ、政治ドラマを絶妙に描いている漫画。個人的に、今後の展開が一番期待される作品。

■うさぎドロップ(宇仁田ゆみ)
三十台半ばの独身男性が突然5歳の女の子を育てる羽目に。徐々に通いあう二人の心がGJ!女性におすすめのかわいい絵柄です。

■鉄鍋のジャン!R 頂上作戦(西条真二)
鉄鍋のジャンの続編。ジャンの顔、だいぶたくましくなってます。前作と比べて、まだパワーが不足気味だけど、それでも他の料理バトルものに比べて、俄然面白い!

■おやすみプンプン(浅野いにお)
浅野いにおがギャグを描いたら、こうなります、というのをわかりやすく示してくれた作品。ストーリーはエグいのに、人外の動きに不覚にも笑わされる。
[書評]ずれ~永遠のブレーキ~
このごろ週に2日は東京都内に出ているのだが、
用事をすませて、ぼーっとした頭を帰りの電車のシートにもたれかけていると、、
ふと、不思議な世界に迷い込むことがある。

電車は老人や子供が転倒しないように細心の注意を払って、
長い距離をかけて、ゆっくりゆっくりブレーキするわけだが、
そうして、慣性の法則に従って進行方向に体を引っ張られ続けていると、
「あれ?今ってもう完全にブレーキし終わってる?」
なんて思ったりすることがある。
すると、慣性の力が働いていないのにいつまでも体を傾けているのは変だ、と考えて、
あわてて体勢を立て直そうとするのだが、
実は、電車はその間にもブレーキをかけ続けていて、
本当に電車がピタッと止まった時に、
勢いあまって隣に座っている見知らぬ他人の肩に寄りかかることになる。

このブレーキがかかり続けている時間と、
その慣性になれてしまって、ブレーキがかかっていないと思い込んでしまっている時間、考えてみれば、二つの世界は錯覚が生み出した異次元ともいえるのではないだろうか。

そんなふとした瞬間に、誰にでも訪れるずれた感覚を、
巧みにホラーテイストに仕立てたのが、『ずれ』というネット小説だ。
当然、ネット小説だからタダである。
が、そこらの市販されているホラー小説よりよっぽど怖い。
保障する。もとい保証する。

先ほど紹介した電車や、その他の例にもれず、
私たちは、通常、簡単にずれた世界から戻ってくることができる。
なぜなら電車は永遠にはブレーキし続けない。
しかし、ずれがそのまま通常の状態として機能しつづけてしまったら、どうなるか。
そのときには、自分も、この小説の主人公のように、
「世界とはそんなもんだ」と呟くしか出来ないのだろう。


HP: 狂気太郎より 『ずれ』
http://www.h5.dion.ne.jp/~madtaro/slippage.htm
お金で買えないものなんてない
そろそろ就活を意識して、マスコミ就職読本2008を買いました。
筆記の訓練もかねて、過去問に答えてみます。

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2007年度 新潮社

『世の中にお金で買えないものなんてあるわけないじゃないですか』
という言葉について、自由に感想を述べよ(便箋二枚で)
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結論から先に言えば、答えは否である。
わかりやすい反例として、おそらく、道端の石ころがあげられる。
石ころなんてわざわざ買わなくても、
タダでいくらでも拾えそうな気がしてしまうかもしれないが、
タダで手に入れられることと、お金で買うことには明確な差がある。
それは、売り手の存在だ。
「お金で買えないものはない」、ということは、
裏を返せば、「お金で売れないものはない」、ということにもなるが、
よくよく考えてみれば、お金で売られていないものが数多くあることに気づくだろう

最近、月の土地の領有権を販売するサイトの存在がネタ的に話題に上ることがあるが、
聞いた話によると、地球外の土地は誰にも領有できないことが国際法で定められているらしい。
この場合、買い手からすれば、一応は売られているものにお金を払うのだから、
「月の土地を買った」ということは可能かもしれない。
しかし、売り手自身の信頼性が十分でない場合、
「月の土地を売った」という言葉は有効とはいえないだろう。
何かの問題に対して議論を行う場合には、
常に、その問題がどんな前提の下に成り立っているのかを考える必要がある。

以上


読み返してみると、堅く書きすぎたかもしれないですね。
この類の言葉をジョークとして受け入れられなかったら、コミュニケーションも出来ないっつーか、この種のテーマはTPOに応じて結論すらもコロコロ変わるもんだと思います。

あ、新潮社といえば、
インターンの募集が始まっているらしいので、
興味がある人はチェックしてみてください。

http://www.shinchosha.co.jp/info/accepted/

[書評] 君に届け 「少女マンガで泣けた」
恥ずかしながら、久しぶりに少女マンガで泣きました。

黒沼爽子(通称:貞子)という、
そのホラー風味の印象から怖い女と勘違いされやすい女の子が、
精一杯、友達を作ったり恋したりする話です。
先ごろ発表された講談社漫画賞の少女部門でノミネートされながら
惜しくも受賞を逃した作品ですが、いい作品です。

ハチクロのように独特な作風というわけじゃなく、
どこにでもありそうな青春漫画なんですが、
金八先生的なキャラの型にはまらないところにオリジナリティが出ています。
貞子は何もしなくても人から怖がられ続けますが、
それが当たり前だと思っているのでまったく悲劇のヒロインぶらないし、
女子ヒエラルキーの上のほうにいる、ヤンキーっぽい女友達が
実はすごい人情味の厚い、良いヤツだったりします。
仲良いフリしといていきなり裏切るみたいな、ありがちなパターンになるかな、と思っていましたが、いやはや。

メインの読者層は現役のティーンズを想定していると思いますが、
中高時代にあまり友達が作れなかった人や勘違いされることが多かった人が、
ふとしたときに読むと自然と泣けてしまうんじゃないかと思います。
まぁ、それってまんま俺のことなんですけどね・・・。
あ、あと『エンジェル伝説』が好きな人は好きになれる確率が高いですね。

まぁ、現実と照らしあわせると、
少し美化されすぎている感がいなめませんが、
こういう作品が現実世界にも良い影響をもたらすと良いと思います。

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