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起承転結
性格診断というものが世の中には色々ある。
心理テストやら、動物占いやら、血液型の説明書やら、四柱推命やら、
いつの時代も、老いも若いも、みんな自分のことが知りたくてたまらないようで。
そんな心理を巧みについた遊びは定期的に流行し、そのたびにそこそこ大きな話題を作っている。

さて、そんな前置きで始めた今回のエントリーだが、
先日、たまたま、天狗の落し文のように唐突にオリジナルの性格分類を思いついたので、ここにひっそりと公開する。





いきなりだがここで、この性格診断の内容を発表する前に、
その正しさを検証してもらうために、以下の実験にお付き合いいただきたい。

■実験問題■

四人の人間がいて飲み会をしている状況を想像してほしい。
その四人とは、あなたを含めて、一番仲のいい、頻繁に連絡を取り合うような関係の友人たちである。
具体的に顔が思い浮かんだところで、しばし脳内で仮想の飲み会を開催してもらいたい。
飲み会の設定はどんなものでも構わない。
披露宴の二次会でもいいし、高校の同窓会でもいいし、何の変哲もない終業後の飲みでもいいし、焼き肉屋でもいいし、フランス料理のフルコースでもいいし、宅飲みでもいい。

その際に、

A「とりあえず、生4つで」
B「俺、カシスオレンジ」
C、D「いきなりカシスはないわー」

ぐらいの細かいやりとりまで想像できると、よりこの後の結論を読むのが楽しくなるだろう。

※ある程度、自分なりに納得のいく状況が想像できるまでは先に読み進めないことをお勧めします。















さて、一通り想像できただろうか。
中には、かつて実際にあった会話を思い出して懐かしい気分になった人もいるかもしれない。
あるいは、なかなか頭の中でその光景を組み立てられなかった人もいるかもしれない。
その場合は、なんとなく雰囲気だけでも感じてもらえると嬉しい。

さて、ここで今回のテーマ。
私が思いついた性格診断とは、

ずばり【起承転結】だ。

そう、小学校の高学年くらいに国語の教科書で出てくる、あれだ。
ここで、それぞれの類型について説明する。


■■起■■

口火。
何もないところに、ぽんと話題を投げかける存在。
会話の中では、割とどうでもいいことでも言葉にするため、おしゃべり好きが多い。
話の質よりも、自分の思いを他人と共有したいという考えが強い。
何かイベントをするとき、言いだしっぺはいつもこのタイプ。
そのくせ、企画をまとめたり実行するのは他人任せだったりする。
とはいえ、周囲の人間はこのタイプが何かを言い出すのが楽しみで心待ちにしている。
明るく、はきはきとしていて、強引に周りを巻き込む行動力がある。
ただしその明るさは寂しがりな気持ちの裏返しであり、いつも連帯感を求めている。


■■承■■

相づち打ち。
会話の中では、聞き上手で相手が話をしやすいように全体の流れを見つつ、適度に話をふくらませる。
相手の考えを受け止めるゆとりがあり、おおらかで人に信頼される。
頼られやすい存在であるためか、いつの間にか仕事を振られるが、
基本的に性格が真面目なので、与えられた仕事をきちんとこなすことに満足感を感じる。
その一方で、生真面目な自分と自由にふるまう他人とを比べて、気分が沈むこともある。
そういうときは、大黒柱がいなくなることでメンバー的に大変困ることになる。


■■転■■

掻き回し屋。
会話の中では、それまでの話の流れをぶったぎりつつ、別の切り口から話の核を浮かび上がらせる。
独創的な比ゆで本質をえぐって議論をダイナミックに加速させる、「会議は踊る、されど進まず」状態に冷や水をぶっかけて流れを修正する、などなど。
人に流されず、常に独自の視点からものを考えるひねくれ者。
ゆえに、何を考えているのかよくわからないと時々言われてしまう。
同じ割合で、頭がよく切れるとも言われる。
実は口下手なだけだったり、会話の流れが読めない天然な性格のだけだったりもする。


■■結■■

締め役。
会話の中では話におちをつけて、結論を明らかにする。
過程でどれだけ影が薄くても、結局おいしいところを持っていって存在感を示す。
普段はどっしりと構えていて、煮詰まった会議や、会話の途切れた場面で、ぽつりと鶴の一声をもらす。
そして、それが最終的な結論になってしまったりする。
肝心な場面以外では、あまり見せ場を作ろうとしないので、深い付き合いをしないとその魅力を分かってもらえない。
そして、別にそれでもいいと思っていたりする。
実は一番情に厚く、人一倍思いやりのある存在であることが多い。






さて、あなたの想像した四人は見事にこの類型に当てはまっただろうか?
そのとき、あなたは一体、どのタイプに当てはまっただろうか?

不思議なもので、経験上、気の置けない知り合いが四人集まると、
それぞれが、起・承・転・結のそれぞれの役割をひとつずつ担うようになることが多い。
逆に言うと、そうでない場合、バランスが悪くなってしまって、その関係は長続きしない。

あなたにも経験がないだろうか。
「起」タイプが何人も同じ場にいるせいで、互いに自分の興味のあることばかり話してしまって、全く話が積み重なっていかなかったり、
「承」タイプが集まったおかげで、会話が盛り上がりに欠けてしまったり・・・
そんな、場面を見かけたり、その当事者になってしまったりしたことは。

世の中にはいろいろなタイプの人がいて、物事を円滑にすすめるためには、それぞれがバランスよく役割を果たす必要がある。
気の置けない友人関係はそうやってうまく関係が回っていくことで自然と作り上げられていくものなんだろう。

今のところ、個人的な経験則以外に何の根拠もない性格診断だが、
少しでも共感できる、楽しめるものになっていれば、これ幸い。

以上、長文にお付き合い下さりありがとうございました。
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