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[書評]ナッちゃん-わかるかなぁ?わかんないだろうなぁ-
とある課題で脳のシワが筋肉痛の悲鳴をあげてるので、
息抜きに久しぶりの書評を書きます。



亡き父に代わって家業を継ぎ、小さな鉄工所を経営するナッちゃんが主人公で、働く事の面白さと難しさが巧みに描かれた良書。
加えて、旋盤加工や熟練工のテクニックなどの技術的なウンチクも好奇心をくすぐって、横山版三国志を読むときのような、「俺、いま勉強してるんだぜ」感を味わうことができてお得。

ビジネスジャンプで今年の頭くらいに完結していて、ついこないだ四月に最終の21巻が刊行されたんで、改めて一気読みしたんだけど、全体に一貫したシナリオがあるわけじゃないから多少だれた。まぁ、どちらかというと美味しんぼや山口六平田やこち亀のように、登場人物が読者と同じリズムで生活するタイプのマンガなので、たまに読んでは「この子もずいぶん成長したなぁ」なんていう、いわば家族の視点で読むマンガだと思うから、一気読み属性はない。機械の仕組みの図解とかを理解するのに頭使うから、長く読むと疲れてくるしね。

問題はもう一つあって、実際にマンガを読むにはそれなりに時間と金というコストがかかるわけだけど、俺はこのマンガに関してはそのリスクを回避するに足るだけの根拠が提示できない。
なぜかっていうと、このマンガには一言で表せるキャッチコピー的なものがないから。
言い方をかえると、切り口が多様にありすぎる。
(※もちろん、それはマンガ全体、ひいてはクリエイティブ産業全体にいえることだけど、このマンガではその傾向が比較的顕著に表れているといえる)

まぁ、例えば、ベルセルクとかだったら、
「でかい男が裏切った親友に復讐する話で、とにかく書き込み量が半端なくて、5.1chサラウンドで見るスターウォーズぐらいの迫力があるんだよ」
って言えば、そこそこ人を惹きつけるし、大体の空気は伝わると思うんだけど(コアな部分を表現できてるかどうかはわからないけど)、ナッちゃんにはそれがない。面白さを自分なりに説明することはできるけど、その感覚が万人に共有できない。

俺は工場でモノができていく過程を見るのがすごく好きだから冒頭のような表現になったけど、人によってはナッちゃんを取り巻く人間関係が面白かったり、零細企業を経営する困難さとそれを克服する発想力が面白かったりするんだろうし。

もちろん、俺個人はこのマンガの面白さを保証する。
そりゃ間違いない。
だって、一時間もかけてわざわざレビューを書くぐらいだもの。
ただ、人にお薦めして実際に読ませる所までこぎつけられるかどうかは、俺の審美眼に対する信頼性以外に拠るべき根拠がない。


まぁ、つまりはこういうことだ、


結論:

うまくいえないけど、

読めばわかるから読んでみてね♪

















この書評、意味ね~な・・・
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